じんましんが出たとき、皮膚をひっかくと毛細血管が拡張して、よけいに症状が強くなります。
同じように悪い刺激となる機械的刺激や飲酒、長風呂などは厳禁です。
食べ物では刺激が強く、血管を拡張させる働きのある香辛料をとらないようにします。
じんましんが心因性反応で引き起こされることは、よく知られています。
じんましんはヒトにとっては致命的な病気ではないので、ヒトによる心因性じんましんの実験が行われています。
たとえばイカなどの魚介類を食べるとじんましんを生じるアレルギー性じんましん体質の人に、イカとはわからない形状に料理した食べ物を用意します。
一方にはイカを入れ、一方にはイカは入っていません。
かりに入っていないほうを食べたとしても「いまの食べ物には、あなたのきらいなイカが入っていますよ」と告げたとたんにじんましんが発症したということがあったそうです。
これが心因性じんましんです。
これとは逆に原因となるイカが入っていても、それと気づかずに食べてしまい、そのままじんましんを発症しないケースもあります。
このような心因性じんましんの不思議な現象は、神経免疫学などの新しい学問分野でメカニズムの研究が進められています。
じんましんの大部分は自然に軽くなることが多く、以前と同じ原因となる食べ物とったはずなのに、気がついてみたら再発しなかったというケースもあったそうです。
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