ある大学の皮膚科で、昭和47年から51年までの5年間と昭和60年から平成元年までの5年間において、1年間にアトピーと診断された平均新患者総数と外来比率とを比較したそうです。
その結果、昭和60年から5年間の平均新患者数は七割強、外来比率で見ても四割弱と、昭和47年からの5年間に比べて明らかに増加していたそうです。
どの年齢層の患者数が増加しているのか、昭和50年度と昭和60年度の1年間に受診したアトピー患者の年齢分布を比較すると、昭和50年度では乳児期に最大のピークがあり、その後下降し、再び思春期以降に小さなピークをもつ、いわゆる教科書的な二峰性のパターンを呈していたそうです。
ところが、昭和60年度になると、そのパターンは逆転して思春期以降の成人期の患者数が大幅に増加していたそうです。
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