就寝後にかゆみを生じやすいのは、就寝後にかゆみの閾値(いきち)(体に興奮を起こさせる刺激の強さの値)があがり、昼間の100倍程度にも敏感になるからです。
寝具やパジャマなどのちょっとした刺激によっても、かゆみが生じます。
そこで、かゆみを抑える内服薬を、夕食後ではなく寝る前に服用すると効果的です。
このほか、精神安定作用のあるマイナー・トランキライザーや作用時間の短い睡眠導入剤の併用も、かなり有効です。
かゆみ感覚は周辺の神経に広がるために、周辺の広い範囲でかゆみが起こるとされています。
かゆみに対して、かくことを繰り返すことにより、皮膚病変の誘発・増悪が生じ、さらにかゆみが増すという、かゆみ循環を形成します。
適切な治療によって、このかゆみ循環を断ち切ることが、アトピー性皮膚炎の治療には大切なのです。
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